韓国旅行の地図アプリに迷ったら、まず入れておきたいのが「NAVERマップ(ネイバーマップ)」です。日本語表示に対応しており、観光スポットや飲食店の検索、徒歩・地下鉄・バスの経路確認、行きたい場所の保存に使えます。
Google Mapsも現在地確認や場所探しに役立ちますが、韓国ではローカルアプリと比べて、一部の地域情報や経路機能が限られる場合があります。初めての旅行では、NAVERマップをメインにしつつ、Google Mapsや翻訳アプリも併用すると安心です。
この記事では、韓国語が得意でない人でも使いやすいように、NAVERマップの基本的な使い方と旅行中の注意点を順番に解説します。
初めての人はまずこれだけ
- 公式ストアからNAVERマップをインストールする
- 日本語表示と位置情報の設定を確認する
- ホテル、空港、最初に行く場所を保存する
- 韓国語の店名・住所をスクリーンショットで残す
- 通信手段と翻訳アプリも一緒に準備する
NAVERマップとは?韓国旅行で便利な理由
NAVERマップは、韓国のNAVERが提供する地図・ナビゲーションアプリです。公式アプリページでは、場所検索、公共交通機関の経路案内、徒歩ルート、ブックマーク、営業時間などの場所情報、ストリートビューに相当する道路周辺の画像機能などが案内されています。
韓国旅行で特に便利なのは、次のような場面です。
- 行きたいカフェや飲食店の場所を探す
- ホテルから観光スポットまでの徒歩ルートを見る
- 地下鉄とバスを組み合わせた移動方法を調べる
- バス停の位置や到着情報を確認する
- 店名、住所、営業時間、利用者レビューを確認する
- 行きたい場所をリストに保存し、旅程を組み立てる
- 韓国語の住所を表示し、運転手や現地スタッフに見せる
日本で使い慣れた地図アプリだけに頼らず、韓国の地域情報に強いアプリを準備しておくと、現地での検索や移動がスムーズになります。
韓国ではGoogle Mapsが使えないの?
Google Mapsがまったく使えないわけではありません。現在地の確認、スポットの検索、保存済みリストの閲覧などに役立つ場面があります。
ただし韓国では、ローカル地図アプリと比べて、場所の詳細情報や一部の徒歩・車・公共交通ルートが限られる場合があります。検索した店の位置がわかっても、入口までの歩き方や最新の店舗情報を別アプリで確認したほうがよいケースもあります。
おすすめの使い分けは次のとおりです。
- NAVERマップ: 韓国内の場所検索、徒歩・地下鉄・バス経路、店舗情報の確認
- Google Maps: 日本で作った保存リストの確認、口コミの比較、全体的な位置関係の把握
- KakaoMap: NAVERマップで見つからない場所や経路を再確認する予備アプリ
- 翻訳アプリ: 韓国語の店名、住所、口コミ、案内表示を読む
出発前にNAVERマップをインストールして日本語設定を確認
NAVERマップは、iPhoneではApp Store、AndroidではGoogle Playからインストールできます。似た名前のアプリを避けるため、提供元が「NAVER Corp.」であることを確認しましょう。
公式アプリページでは、日本語を含む複数言語の地図表示に対応していると案内されています。ただし、日本語表示を選んでも、店名、住所、口コミ、写真内の文字などが韓国語のまま表示されることがあります。
出発前に、次の準備を済ませておくと安心です。
- 公式ストアからNAVERマップをインストールする
- アプリまたは端末側の言語設定で日本語表示を確認する
- 位置情報の利用範囲を設定する
- ホテル、空港、最初に行く場所を検索する
- 必要に応じてNAVERアカウントでログインし、場所を保存する
- 現地通信に使うSIM、eSIM、ローミング、Wi-Fiを準備する
メニュー名や配置は更新で変わるため、「設定」「言語」「Language」「日本語」などの項目を探してください。旅行当日に初めて操作するのではなく、日本にいる間に検索と経路案内を一度試しておきましょう。
NAVERマップで場所を検索する3つの方法
検索窓に店名や住所を入力するのが基本です。ただし、日本語で見つからないときもあります。検索できない場合は、表記を変えて試すのがコツです。
1. 日本語の店名・スポット名で検索する
有名な観光地、駅、チェーン店などは、日本語名で検索できる場合があります。まずは普段使っている名前を入力してみましょう。
例:
- 景福宮
- 明洞駅
- ソウル駅
- 仁川空港
検索結果が複数出た場合は、エリア、写真、住所、最寄り駅を見て、目的の場所か確認してください。チェーン店は支店を間違えやすいため、店名だけでなく地名も確認することが大切です。
2. 英語名で検索する
日本語で出ない場合は、ホテルの予約確認書、公式サイト、SNSプロフィールなどにある英語名を試します。ホテルや観光施設は英語名で見つかることがあります。
ただし、英語表記にはスペースやつづりの違いがあるため、検索結果が出ないときは韓国語名に切り替えましょう。
3. 韓国語の店名・住所をコピーして検索する
最も確実に探しやすい方法は、韓国語の正式名称または住所をコピーして検索窓へ貼り付けることです。
韓国語表記は、次の場所で探せます。
- 店や施設の公式Instagram・公式サイト
- ホテルや予約サイトの施設情報
- NAVER検索やNAVERマップの共有リンク
- 韓国観光公社などの公式観光情報
- 友人や現地スタッフから送られたメッセージ
店名だけでは同名店舗が出ることもあります。可能なら「店名+支店名」または住所全体を使い、地図上の位置と写真まで確認してください。
行きたい場所を保存して旅行リストを作る
旅行中に毎回検索し直すのは大変です。見つけた場所は、ブックマークや保存機能を使って事前にまとめておきましょう。
基本の流れは次のとおりです。
- 行きたい店や観光スポットを検索する
- 場所の詳細画面を開く
- ブックマーク・保存に相当するボタンを選ぶ
- エリアや目的別のリストに分ける
リスト名は、「弘大カフェ」「明洞で買い物」「雨の日候補」「ホテル周辺」など、現地で判断しやすい名前がおすすめです。位置が近い場所を同じ日にまとめると、移動時間を減らせます。
保存機能の利用や端末間の同期には、ログインが必要になる場合があります。アカウントを使いたくない場合は、店の韓国語名・住所・営業時間をメモし、地図のスクリーンショットも残しておきましょう。
徒歩ルートの調べ方
徒歩で移動するときは、出発地と目的地を指定し、徒歩の経路を選びます。現在地から検索する場合は、端末の位置情報をオンにして、地図上の現在地が正しいか確認してください。
徒歩ルートでは、所要時間だけでなく次の点も見ましょう。
- 大通りのどちら側に目的地があるか
- 地下鉄駅の出口番号
- 横断歩道や地下道を使う場所
- 坂道や大きな交差点
- 建物の入口と店舗の階数
地図上では到着していても、店がビルの上階や地下にあることがあります。場所の詳細、写真、住所表記、建物名まで確認すると見つけやすくなります。
GPSは高層ビルの周辺、地下、駅構内などでずれることがあります。現在地が動かないときは地上へ出る、少し待つ、別の目印と照合するなどして判断してください。
地下鉄ルートの調べ方
目的地までの経路検索で公共交通を選ぶと、地下鉄を含む候補を確認できます。候補ごとに、所要時間、乗り換え回数、徒歩区間などを比較しましょう。
地下鉄移動では、次の情報を確認すると迷いにくくなります。
- 乗る路線と進行方向
- 乗車駅・降車駅
- 乗り換え駅
- 最寄りの出口番号
- 終電に近い時間帯の運行状況
駅名が似ている場合や複数路線が通る駅では、路線番号や路線カラーも合わせて確認してください。乗り換えで迷いやすい人は、韓国地下鉄の乗り換えガイドもあわせて確認しておくと安心です。アプリの案内だけでなく、駅構内の公式表示や案内放送を優先しましょう。
バスルートの調べ方
韓国のバス移動では、乗る停留所の位置と降りる停留所の確認が重要です。同じ名前に見える停留所が道路の反対側にあることもあります。
バスを使う前には、次の順番で確認しましょう。
- 公共交通の経路候補からバスを使うルートを選ぶ
- バス番号と乗車する停留所を確認する
- 地図上で停留所が道路のどちら側かを見る
- 乗車後も現在地と降車予定の停留所を確認する
- 降車前に車内の案内表示・放送を確認する
到着予測や運行情報は交通状況などで変わります。アプリ表示だけで判断せず、停留所の電光表示や現地案内も確認してください。
タクシー利用時にNAVERマップを活用する方法
タクシーでは、目的地の韓国語名と住所をNAVERマップで表示し、運転手に見せると伝わりやすくなります。店名だけでは支店を特定できない場合があるため、住所も一緒に見せましょう。
乗車前には、次の情報を用意しておくと安心です。
- 目的地の韓国語名
- 韓国語住所
- 地図上の位置
- ホテルや店の電話番号
NAVERマップの車ルートは、おおよその位置関係や移動時間を考える参考になります。ただし、実際の経路、所要時間、料金は交通状況や乗車地点などで変わります。タクシー利用の基本は、韓国タクシーの乗り方ガイドでも整理しています。配車が必要な場合は、対応するタクシー配車アプリやホテルスタッフの案内も利用してください。
レストラン・カフェ探しで見るポイント
NAVERマップは、観光地への移動だけでなく、飲食店やカフェ探しにも便利です。場所の詳細画面で、写真、メニュー、営業時間、休業日、レビューなどを確認できる場合があります。
ただし、掲載情報が常に最新とは限りません。旅行前や来店直前には、次の点を複数の情報源で確認しましょう。
- 営業日と営業時間
- ラストオーダーや休憩時間
- 臨時休業・移転・閉店のお知らせ
- 予約の必要性
- 支店名と住所
- 最近投稿された写真やレビュー
レビューが韓国語の場合は、翻訳アプリで画面翻訳やスクリーンショット翻訳を使うと概要をつかめます。ただし、自動翻訳は文脈や評価のニュアンスを誤ることがあります。評価点だけで決めず、最近の投稿内容や公式SNSも確認するのがおすすめです。
韓国語住所をコピーして見せる方法
目的地の詳細画面に表示された韓国語住所は、タクシー運転手、ホテルスタッフ、道を尋ねる相手に見せるときに役立ちます。共有・コピーに相当する機能があれば利用し、難しい場合はスクリーンショットを保存しましょう。
見せる画面には、次の情報が入っていると伝わりやすくなります。
- 韓国語の正式な店名・施設名
- 韓国語住所
- 地図上のピン
- 建物名・階数・支店名
- 電話番号
住所には道路名住所と地番住所など、異なる形式が表示される場合があります。相手が確認しやすいよう、画面全体を見せられる状態にしておきましょう。
翻訳アプリと一緒に使うコツ
NAVERマップを日本語表示にしても、すべての情報が日本語になるとは限りません。PapagoやGoogle翻訳などを併用すると、韓国語の店名、口コミ、注意事項を確認しやすくなります。
使いやすい方法は次の3つです。
- コピーして翻訳: 選択できる韓国語をコピーし、翻訳アプリへ貼り付ける
- スクリーンショット翻訳: 店舗情報や口コミの画面を撮り、画像翻訳する
- カメラ翻訳: 店頭の案内、メニュー、営業時間表示をその場で読む
翻訳結果だけで営業状況や予約条件を断定せず、重要な内容は公式情報やスタッフにも確認してください。
オフライン・ローミング利用の注意点
経路検索、現在地の更新、交通情報、店舗情報の確認には、インターネット接続が必要になることがあります。完全なオフライン利用を前提にせず、韓国で使える通信手段を準備しましょう。
主な選択肢は、SIMカード、eSIM、携帯会社の海外ローミング、ポケットWi-Fiです。どれを選ぶ場合も、データ容量、利用日数、開通方法、テザリング可否を出発前に確認してください。通信手段の選び方は、韓国旅行のWi-Fi・SIM・eSIMガイドも参考になります。
通信が不安定な場合に備えて、次の情報はスクリーンショットやメモでも保存しておくと安心です。
- ホテルの韓国語名・住所・電話番号
- 空港からホテルまでの移動方法
- 最寄り駅と出口番号
- 行きたい場所の韓国語名・住所
- 帰国便や空港への移動情報
公共Wi-Fiは便利ですが、接続できない場所や速度が安定しない場合があります。重要な移動を公共Wi-Fiだけに頼るのは避けましょう。
位置情報・プライバシー設定も確認する
現在地からルートを探すには、NAVERマップへの位置情報アクセスを許可する必要があります。一方で、常時アクセスが不要なら、端末の設定で「アプリの使用中のみ」など、自分に合う範囲を選びましょう。
あわせて確認したい項目は次のとおりです。
- 正確な位置情報を許可するか
- アプリを閉じている間の位置情報利用
- 通知の許可
- 写真・マイクなどへのアクセス
- アカウントのログイン状態
- 検索履歴や保存リスト
- 旅行後も必要な権限か
経路案内中は位置情報の利用でバッテリー消費が増えることがあります。長時間の街歩きではモバイルバッテリーを用意し、旅行後は不要な権限やログイン状態を見直しましょう。データの取り扱いは、公式ストアに掲載されたプライバシー情報とNAVERのプライバシーポリシーで確認できます。
NAVERマップで見つからない・うまく検索できないとき
目的地が出てこない場合は、アプリが使えないと決めつけず、検索方法を変えてみましょう。
- 日本語名から英語名、韓国語名へ変える
- 店名だけでなく支店名やエリア名を加える
- 韓国語住所をそのまま貼り付ける
- 公式SNSのプロフィールや投稿で住所を確認する
- KakaoMapやGoogle Mapsでも検索する
- ホテルスタッフや観光案内所に確認する
個人経営店、期間限定ポップアップ、移転直後の店舗などは、情報の反映に時間がかかる場合があります。SNSで見つけた店へ向かうときは、最新投稿の日付や営業案内も確認してください。
NAVERマップ以外の地図アプリも併用しよう
地図アプリは1つに絞る必要はありません。それぞれの得意分野を生かして、目的地や状況に合わせて使い分けるのがおすすめです。
KakaoMap
韓国のローカル地図アプリです。NAVERマップで目的地やルートが見つからないときの再確認に役立ちます。対応言語や画面表示は更新されるため、出発前に操作できるか試しておきましょう。
Google Maps
使い慣れた操作で全体の位置関係を確認しやすく、日本で作成した保存リストを見られるのが便利です。一方、韓国内では一部の地域情報や経路機能がローカルアプリより限られる場合があるため、NAVERマップなどと併用しましょう。
紙のメモ・スクリーンショット
スマートフォンの電池切れ、通信障害、アプリの不具合に備える方法として有効です。特にホテルの住所と電話番号、空港への帰路は、オフラインでも見られるように残しておきましょう。
初めて使う人向け・出発前チェックリスト
- 公式ストアからNAVERマップをインストールした
- 日本語表示と位置情報設定を確認した
- 韓国で使える通信手段を準備した
- ホテルを韓国語名・住所で検索できた
- 空港からホテルまでの経路を確認した
- 行きたい場所をエリア別に保存した
- 徒歩・地下鉄・バスの経路検索を一度試した
- ホテル住所と重要な経路をスクリーンショット保存した
- 翻訳アプリを準備した
- モバイルバッテリーを用意した
- 出発前に公式アプリページとヘルプで最新仕様を確認した
NAVERマップの使い方に関するよくある質問
NAVERマップは日本語で使える?
公式アプリページでは、日本語を含む複数言語の地図表示に対応していると案内されています。ただし、店名、住所、口コミなど、一部は韓国語で表示されることがあります。翻訳アプリと併用すると便利です。
韓国語が読めなくても使える?
基本的な場所検索や経路確認は可能です。日本語や英語で見つからない場所は、公式SNSなどから韓国語名・住所をコピーして検索しましょう。重要な案内は翻訳アプリや現地スタッフにも確認してください。
アカウント登録は必要?
場所検索や経路確認など、ログインせず使える機能があります。一方、場所の保存、同期、レビューなど一部機能ではログインが必要になる場合があります。最新の利用条件はアプリ内と公式ヘルプで確認してください。
オフラインでも使える?
一部の表示が端末に残ることはあっても、最新の経路、現在地、交通情報、店舗情報を安定して確認するには通信環境が必要です。完全なオフライン利用を前提にせず、重要情報はスクリーンショットでも保存しましょう。
営業時間やレビューは信用できる?
店選びの参考になりますが、情報が古い場合や、臨時休業が反映されていない場合があります。来店直前に公式SNSや店頭案内も確認し、最近のレビューを参考にしましょう。
NAVERマップとKakaoMapはどちらがいい?
初めてなら、まずNAVERマップをメインに使い、見つからない場所や経路だけKakaoMapで再確認する使い方が実用的です。どちらもUIや対応言語が変わるため、出発前に検索と経路案内を一度試しておきましょう。
旅行前に日本で経路検索できる?
多くの場合、日本にいる間でもホテルや観光地を検索して保存できます。ただし、現地の交通状況、営業時間、臨時休業、GPS精度は旅行当日に変わるため、出発前の準備と現地での再確認を組み合わせましょう。
まとめ|NAVERマップは韓国語検索と事前保存がポイント
NAVERマップは、初めての韓国旅行で場所探しや移動を助けてくれる便利な地図アプリです。まず日本語表示と位置情報を確認し、ホテルや行きたい店を出発前に保存しておきましょう。
検索で見つからないときは、日本語だけでなく英語名や韓国語名・住所を試すのがポイントです。現地では徒歩・地下鉄・バスの案内を参考にしながら、駅や停留所の公式表示も確認してください。
Google Maps、KakaoMap、翻訳アプリ、スクリーンショットも併用すれば、通信や検索で困ったときにも対応しやすくなります。アプリの仕様は変わるため、渡航前には公式ストアとヘルプで最新情報を確認してから出発しましょう。
参考情報
対応言語、場所検索、公共交通、ブックマーク、道路周辺の画像機能など、公式アプリ概要の確認用。
Android版の提供元、最新アップデート、機能、データセーフティ情報の確認用。
NAVERマップの公式サービス。
使い方や最新仕様を確認する公式ヘルプ。公式アプリページから案内されているリンク。
韓国旅行の交通・観光情報や現地案内の確認用。